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necomilk(よねやま ともみ) フェイクスイーツ・スイーツデコ

necomilk(よねやま ともみ) フェイクスイーツ・スイーツデコ
スイーツ×ネコの出会い。フェイクスイーツ「necomilk」
necomilk(よねやま ともみ) 作品よねやまさんはフェイクスイーツの作家さんです。ネコ好きであったことと、スイーツをイメージできるような可愛らしい名前にしたい・・・と、考えてひらめいたのがこのnecomilk(ねこみるく)という作家名。
取材に伺ったご自宅のアトリエには乾燥中のスイーツやフルーツがずらりと並んでいて圧巻。そして家の中には2匹のネコちゃんと、あちこちにネコグッズがありネコ好きさんであることが伺えます。
お仕事が忙しく趣味に使う時間もなかなか取れなかったというよねやまさん。しかし2014年のご結婚を機に退職、専業主婦へと生活が変わったことで自分の時間ができました。
そこで以前からフェイクスイーツを見るたびに、自分でもやってみたいなと思っていたこと、元々ものづくりが好きだったこともあり、独学でフェイクスイーツづくりを始めることとなりました。
2015年の春頃から、necomilkとしてネットやイベントなどで作品の販売を開始。現在では、あいた時間のほとんどが作品づくりに費やされているそうです。
フェイクスイーツを作り始めた頃は、ちょうど結婚式を控えていたこともあり、披露宴のウェルカムボードをフェイクスイーツでデコレーションしたり、出席者のテーブルに置く名札のスタンドに、マカロンで作ったメモスタンドを用意したそう。その際に大量のフェイクスイーツを作ったことが、かなり練習になりました、とのこと。
最初の頃は、実際にあるスイーツをモチーフとしてスタンダードな作品を作っていたのですが、徐々に自分の作品としての個性を出したいと思うようになりました。
そこでたどり着いたのが、ネコをモチーフにした形のスイーツ。
作家名に「ネコ」がついていること、ネコが好きということもあって、モチーフとして選んだのは必然でした。
ただ、人気のあるモチーフなので、どんな形で作品にしたら良いかは、多くの作家さんの作品を見ながらリサーチし、これなら自分だけ、と思える作品を模索していったそうです。
ほんとに食べられたらいいのに、と思うかわいくておいしそうな作品
necomilk(よねやま ともみ) 作品現在よねやまさんが作る作品は、フェイクスイーツをデコしたボールペンや、ブローチやチャームなど。いつでも身につけたり持ち歩くことができるかわいいラインナップです。
スイーツは焼き菓子が多く、そして形はもちろんネコ。
特にネコのパイはご自身の作品として今もっとも力を入れているもの。ネコの頭の形にできたパイの上に、小さくてリアルなフルーツやクリームが綺麗に盛られています。
ボールペンは小さな小さなスイーツがクリップ部分についていて、文字を書いているだけでお腹がすいてきちゃいそう。
焼き菓子のおいしそうな見た目を左右する焼き色は、色を少しずつ調整しながら何度も重ね塗りして表現。
そして各パーツに使われる、爪の先ほどのサイズのフルーツの断面や種なども、絵筆でひとつずつきちんと描いていくのがこだわりなのです。特にイチゴの断面に入る白いスジはきちんと描くのだそう。見た感じ1cmもないスライスイチゴも、パッと見て「本物みたい!」と思うのは、この細かな描きこみのおかげなのだと気づきました。細部に手を抜かないからこそ、小さなパーツが生きて完成度の高い作品となります。
新しい作品を作るときは、まず完成イメージを下描きして、とりあえず作ってみるところから。
各パーツのサイズ感などは実際に作りながら手直しをして、イメージに近づけていきます。作って直しての繰り返しを経て、納得のいくものができたらシリーズとして何個も作っていくそうです。
おおまかな作業の流れは、成形→乾燥→着色→乾燥→コーティング→乾燥・・・と、とにかく乾燥に時間を使うのだそうです。乾燥方法には色々ありますが、現在は自然乾燥でゆっくりと乾かしているそう。
そのため、1つの作品が仕上がるのに2〜4週間が必要なので、いつもたくさんのパーツをまとめて作ります。
例えばパイの上に乗せるイチゴは1作品あたり6〜8個、パイを10個完成させるには実に60個のイチゴパーツが必要で、さらにイチゴ以外にもブルーベリーやキウイ、バナナなど複数のトッピングになるのでその数を考えると、お話を聞いているだけで気が遠くなりそうです(笑)。
しかも現在はパーツはすべてひとつずつ手作業で成形。その内に自分で型を作ろうと考えているそうですが、今はまだ手間がかかっても市販品などは使用せず、自分の手で作ることを大事にしています。また、原料の粘土は白の樹脂粘土を使用しているので、色はすべてご自身で粘土に色をつけています。
成形や着色する際は「今日はイチゴの日!」などと決めて一気に制作にかかるのですが、同じ形のものを何十個も繰り返し作ったり色づけしたりの作業は集中力との戦いなのだとか。
そしてパーツが全部仕上がり、最後にパーツを合わせて組み立てて行く時が一番楽しいのだそう。手間と時間をたっぷりとかけて出来上がったパーツが、ようやくイメージしていたお菓子として形になっていく時の感動はひとしおなのでしょう。
新作づくりにワークショップ、やりたいことはまだまだたくさん
necomilk(よねやま ともみ) 作品よねやまさんの作品は、緻密でリアルな中にも、どこかファンタジーを感じるデザインになっています。パーツに描かれた絵や色使い、トッピングや盛り方のバランスなどを見ると、絵が得意な方なのだなと感じたのですが、やはり昔から絵を描く事がお好きだったそう。
その経験が、イメージを作品へ反映させるのに一役買っているのかもしれません、とのこと。
また、実際に食べられるものではないけれど、想像していた「美味しそうなスイーツ」を具現化できるところが、フェイクスイーツの楽しい所。色も形も盛り合わせも、思い切り詰め込めるのが魅力です。
今は小さめの作品が多いのですが、お客さんからの要望などもあって、今後は大きなフェイクスイーツも作ってみようと考え中とのこと。
大きくするためには、パーツのサイズ感が変わったり、着色も手法が変わってくるので試行錯誤を繰り返す必要があります。 また、新しい作品を制作するには、フェイクスイーツを作っている方、ネコモチーフの作品を作っている方、いずれともかぶらない、オリジナリティあるものにしたい、とお話しくださいました。
「日々考えているのですが、なかなか次にコレ!というのがまだ決まらないんです」とよねやまさん。ですが、時間をかけても自分にしか作れないものを模索するからこそ、素敵な作品ができるのだと思います。さらにお腹がすいてしまいそうな作品の完成が期待されますね。
また現在はフェイクスイーツの資格取得をすべく、基礎から本格的に勉強をされています。今までは独学で作品づくりをしてきましたが、資格が取れたら人に教えて体験してもらうことにも興味があるそう。いずれは教室や、イベントでのワークショップなども行われるかも。とっても楽しみですね。
現在も甲府のソラマチや、東京でのネコ系イベントなど各種クラフトマーケットに参加されているので、機会があれば実際の作品も見に行ってみてはいかがでしょうか。
プロフィール
2014年 「スイーツデコ」に出合い、独学で作り始める。
2015年 「necomilk」として猫モチーフのフェイクスイーツを作り始め、インターネットやフリマ等で販売を開始。
necomilk(よねやま ともみ)
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