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ポケット(宮下 尚美)クラフトバンド・布小物

ポケット(宮下 尚美)クラフトバンド・布小物
クラフトバンドと洋裁でつくるシンプルな小物たち「ポケット」
ポケット(宮下 尚美)クラフトバンド・布小物宮下さんは、クラフトバンドを使ったカゴやバッグ、そして洋裁でファッション雑貨や小物を作っている作家さんです。
作家名の「ポケット」はその名の通り洋服のポケットから。
クラフトバンド、洋裁の経験はそれぞれ15年、30年と共に長いのですが、作家として作品を販売するのは初めてとなります。
洋裁を始めたきっかけは、30年程前に技能専門学校へ通ったこと。一年かけて洋裁を学んだそうです。以後、ご自分やお子さんのための洋服・小物などを日常的に作ってきました。
クラフトバンドと出会ったのは、2001年頃のこと。和をテーマとしたライフスタイルを取扱った雑誌に、クラフトバンドで作ったカゴの紹介記事があったそうです。
そのシンプルなデザインが気に入り、作り方が書いてあったのですぐに作ってみることに。現在はあまり見かけないらしいのですが、当時クラフトバンドは荷物の梱包用バンドとしてホームセンターにも販売されていたんだとか。
その後、お仕事をされていた事もあって長らく離れてしまっていたのですが、2015年から再開。
クラフトバンドのカゴを持っている人を見かけて、また作ってみたいな、と意欲がわいてきたそうです。
現在は洋裁にクラフトバンドに、と作る楽しみを日々満喫しておられます。
さらに伺ったご自宅には書道作品が飾られていたり、藤で編んだランプシェード、掘りごたつのやぐらをリユースしたテレビラックなど、宮下さんの趣味の広さと暮らしへのこだわりが感じられました。
1本のバンドから編みあがるのが楽しい
ポケット(宮下 尚美)クラフトバンド・布小物クラフトバンドとは、クラフトテープ・エコクラフト・手芸用紙バンドともいわれ、細い紙紐をつなげた平たいバンドを編み上げていく、最近人気のある手芸のひとつです。
現在は手芸として1ジャンルを確立させたクラフトバンドは、色の種類も豊富でカラフルなバンドを使った作品も数多く存在します。
しかし和風なものと、シンプルなものがお好きだという宮下さん。あまり多くの色は入れたくないとのことで、ブラウンやベージュ系のナチュラルな色合いの作品にこだわっています。
手軽に使えるカゴやバッグが現在の作品。個人的にはカラーボックス用の収納バスケットなども作られたそうですが、気軽に何でも入れられたり、持ち歩けるサイズの作品がメインとなります。
網代編で編まれた作品は、宮下さんがお好きだという和のインテリアにはもちろん、どんなお部屋にも合わせやすいのが魅力。
クラフトバンドで作品を制作するのに必要な道具は少なく、素材となるクラフトバンド以外にはハサミ・ボンド・洗濯バサミなどがあればOK。手で編むので、道具は家庭にあるもので済ませられるのも、気軽に作り出せるポイントです。
制作の流れは、作るものの完成サイズを計算して、クラフトバンドを必要な分切っていきます。この準備に一番手間がかかってしまうのだそう。あとはひたすら編んで行くのです。
太さを変えたい場合は、バンドに入っているすじに合わせて裂いていけばよいので、ある程度自由がききます。
クラフトバンドは、国内のメーカーから直接買い付けており、品質の良いものを使っているそうです。一般的には、仕上げにニスを縫ってツヤを出した作品もあります。一方で宮下さんは一時は柿渋などを塗ったこともありますが、現在はクラフトの素地の風合いを大切に、手を加えていません。
クラフトバンドにも様々な編み方がありますが、今後は竹細工や藤細工の編み方を応用した作品にも挑戦したいとのこと。
時には失敗したり、編みのアレンジが思った通りにいかない場合もあるとはいえ、編んでいくにつれ作品が立体感を持ち、イメージした形になっていく様子がとても楽しいのだそう。
「肩はすごくこりますけど」と笑いながらお話しくださいました。
長年の洋裁の経験を生かして作る、あると便利な布小物
ポケット(宮下 尚美)クラフトバンド・布小物洋裁全般が得意な宮下さんですが、洋裁を趣味とする者同士で一緒にエプロンを作ったり、子どものために服やバッグなども作る中、ご友人にも頼まれたりと、とにかく「誰かのため」に作ることが楽しくて続けてきました。
Sakka zullaにはストールやポーチなど、主にファッション小物を出品してくれます。特定の誰かではなくても、自分が作ったものを誰かが気に入って買ってくれるかもしれない、と考えるとわくわくするんだそうです。
使用する素材はものに合わせて様々ですが、特に麻(リネン)がお好きだそうで、中でも他の素材が混じらない麻100%が良いんです、とのこと。
取材の日に見せていただいた、夏にぴったりな麻のストールやマーガレットボレロは、とても涼しげで日焼け対策・エアコンの冷え対策に活躍してくれそうな印象。
麻は綿などと比べるとかたい印象がありますが、作ったばかりのストールと、1年前に作ったストールとを見比べると、使い込んだ方は洗うことで生地がやわらかく、シワも味となって肌触りの良い風合いに。 長く使うほどになじみ、心地よくなっていく・・・そんな麻の良さに気づいたからこそ、生地の質にも気をつけているそう。
また、秋冬にも使えるようにとガーゼ素材のボレロであったり、ポーチなどの小さなものは、かわいい柄の手ぬぐいを生地にするなど、ちょっとしたアイデアで使いやすさやデザインに工夫がされています。
さらにストールは手作業で糸を抜いてフリンジを作り、一房ずつ丁寧に結んでいくという手間がかけられています。
色合いはやはりシンプルめなものが好きで、茶系や藍色などの落ち着いたものが多いとのこと。流行りに関係ない色柄だからこそ、どんなシーンにも合わせられる。シンプル・イズ・ベスト、と宮下さん。
ご自身の普段使い用にバッグも作っているのですが、デザインを変えながら新しいものを作る楽しみもあって毎年新しいものを作るそう。
作品づくりとは別に、楽しみなのは季節に合わせて新しい洋服を作って行くこと。洋服は季節ごと年ごとに色合いや形も変わるので、これからの季節にどんなものを作ろうか、とあれこれ考え中だそうです。
何かを作ることの楽しさ、誰かのために作ることの楽しさ、そんな気持ちがお話を聞いていて伝わりました。
これからたくさん、暮らしになじむ小物たちを作りだしてくれることと思います。
プロフィール
1986年 技能専門学校で洋裁を習う。子供服、通園バック、エプロン、大人の服、雑貨を作り始める。
2001年 雑誌でクラフトバンドのカゴを見て作り始める。
2015年 10年以上のブランクはありますが、再びカゴ作りをはじめる。
ポケット(宮下 尚美)
クラフトバンドを使ったカゴ・バッグなどのインテリア雑貨と、洋裁でストールやボレロ、ポーチなどの布小物を作っています。
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