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Lake Rose(中村 哲子) トールペイント雑貨、手編み靴下

Lake Rose(中村 哲子) トールペイント雑貨、手編み靴下
暮らしを彩るトールペイントとソックヤーン。Lake Rose
Lake Rose 作品中村さんはトールペイントの作家さんです。日用品や小物などに花を主体とした絵を描いて、暮らしのスペースを色鮮やかに飾ります。Lake Rose(レイクローズ)とは、お住まいのある場所が山中湖のすぐそばである事と、バラを描いた作品が多い事から名付けられたそうです。 中村さんがトールペイントに出会ったのは2000年頃。もともと絵を描いたりものづくりが好きだった中村さんですが、日々の生活に追われて長いこと絵を描いていませんでした。しかし別の用事で訪れた手芸ショップで、たまたまみかけたトールペイントの作品を見て、自分ももう一度絵を描いてみたい!と思ったそうです。そして半ば衝動的に本や画材を買い、お酒を入れる木箱に絵を描いて作り上げたのが作品第一号でした。そこを始まりとして、以来ずっとトールペイントの作品を作り続けています。また、機会を見つけては、通信講座や直接トールペイントの先生の元へ習いに行ったり、あるいは本を読んで独学で、様々なペイントの技法を習得されてきています。
そしてトールペイントとは別に、ソックヤーンで手編みの靴下も作っている中村さん。ソックヤーンとは、靴下を編むために作られた毛糸のことで、日常的に使ったり洗ったりする事を考えて耐久性や防縮性があり洗濯も簡単だそう。
何よりの特徴は、1玉でさまざまな色の糸になっており、1玉使って編むだけで複雑な色柄が表現できてしまうのです。
中村さんもテレビを見て初めて知ったそうで、気になって調べてみて、実際に作ってみたらその楽しさに魅了されてしまったのだとか。
トールペイントと編み物、全く違うジャンルではありますが、どちらも生活の中になじみながら、その色鮮やかさで日々を明るく楽しくしてくれる、そんな作品づくりをされているのが中村さんです。
やさしい木の質感と鮮やかな花々のコラボレーション
Lake Rose 作品一言でトールペイント、と言っても国や地域によって様々な技法や特徴がありますが、中村さんが描くのは主にヨーロピアンスタイルのフラワーペイントが多いと言います。オランダのヒンデローペン、イギリスのナローボートペインティング、ドイツのバウエルンマーレライ、ノルウェーのローズマリング・・・と様々なペイントを描いているとのこと。
作品作りに使われているお部屋には、トールペイントや美術に関するたくさんの本や画材が並びます。またご自身で作られた作品も小物入れやインテリアとしてそこかしこに飾られていました。中村さんがトールペイントで作っているのは、主に生活雑貨や小物。インタビューをさせていただいた中村さん宅のリビングでも、リモコンボックスや楊枝入れ、メモ台やドアプレートなど生活の場になじみながら、アクセントとして場を彩っていました。それはまるで部屋のあちこちに、小さな花々が咲いているよう。
木のプレートに描かれて壁に飾られている作品もあり、額に入った絵画とはまた違った存在感があります。シックに描かれた花が天板を彩るワインプレートもとってもおしゃれ。
基本的にトールペイントはガラスや金属、プラスチックなどあらゆるものに描く事が可能ですが、中村さんは木製品の土台にアクリル絵の具で描く事が多いようです。木のやさしい質感に、緻密にかつやわらかなタッチで描かれた作品が持ち味です。
土台にはトールペイント用に販売されているものはもちろん、身の回りにある白木の木製品を用います。普段からも、目にとまるものを見てはついつい「あ、これペイントできそう」とよい素材はないかと探してしまうそう。
以前はアンティーク風だったり落ち着いたイメージの作品が好きだったそうですが、近頃は真っ白のベースにピンクやブルーなどの絵柄を描くような、明るい作風がメインとなっています。
作品を作る手順を簡単に教えて頂きました。まずはベースとなる木にやすりをかけて表面をならし、絵の具がのりやすくなるようにシーラーと言われる下地材を塗ってから、ベースを塗り、本絵を描いていきます。
デザインや図案は、最初に考えてスケッチブックなどに描いておきます。それをトレーシングペーパー・チャコペーパーなどを用いて土台に写し取っていくのだそう。
そして描き終わったら用途に合わせたニスを塗ってコーティングして出来上がりです。
1つの作品を作り上げるには、作品の大小により変わりますが10日ぐらいはかかることも。
日常的に身につける靴下だから、たった一足のお気に入りを見つけて
Lake Rose 作品もともと海外では日本よりも靴下の歴史が長いので、特にヨーロッパの方では靴下を手編みで作る文化が根付いているそうです。靴下を専門に編んでいる人もたくさんいるのだとか。日本ではそこまで一般的ではありませんが、近年人気が出ている手芸のひとつでもあります。
ソックヤーンといわれる毛糸についても日本ではまだ取り扱いが少なく、中村さんはドイツ製の毛糸を主に使用しているそうです。もちろんドイツにかぎらず、イタリアなど各国で靴下用の毛糸は存在するのだそう。また、ウールやコットンなど自然素材だけに限らず、化繊を混ぜた丈夫なものもあったりと、日常の使用に耐えられる材質になっています。
編んでいて楽しいのは、1玉にさまざまな色が入っていて1本の毛糸を編んで行くだけで、カラフルな模様に仕上がる事。編み始めの糸の色により微妙にパターンが変わってくるので、同じ毛糸玉を使った1足の靴下でも、左右でちょっと違う色合いに仕上がるのがまたおもしろく、まったく同じ物はひとつとしてできあがりません。
靴下はどこでも手軽に買えるもの。しかし日本人からするとぴんとこないかもしれませんが、外国では靴下作りも伝統工芸のひとつとなり得るのです。日常的に使うものだからこそ、丁寧に作られたたったひとつのお気に入りを見つけて大切にしていくことも、日々の楽しみのひとつになるのではないでしょうか。 編み物自体は子どもの頃から好きで、ずっと続けていたのですが、この靴下作りはまだ始めて間もないという中村さん。編み方なども国によって様々で、編み始めの違いやパターンの種類もたくさんあります。そういった技術的なものもこれからもっと習得して、作品の幅を広げていきたいですね、とお話しくださいました。
また、15年以上つづけているトールペイントについても、「とっても奥が深いアート。まだまだ勉強することはいっぱいあります」と作品づくりに対してとても高い向上心を感じました。
絵を描くことも、編み物をすることも、自分にとって癒しであり、また形が出来上がって行く過程を楽しむ事ができるもの、と中村さん。
目にした作品や、アトリエの様子、またお話を伺う中でものづくりが本当にお好きなのだなという印象を受けました。ほかに何か興味のあることは?と伺ってみると、なんでもすぐに興味を持ってやりたくなってしまうから、今はトールペイントとソックヤーンに集中するように自分に言い聞かせているんです、と笑ってお答えくださいました。
もしかしたらいずれ、トールペイントやソックヤーンと同じぐらいに熱中するものを見つけられて、新しい作品にも出会えるかもしれませんね。
プロフィール
2000年 トールペイントに出会い、作品を作り始める
2008年7月 「Creative art Studio of Hiroko基礎科講師認定」取得
2014年 ソックヤーンに出会い、手編みの靴下作りを始める
Lake Rose(中村 哲子)
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