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身延 手しごとや(望月 あつ子)一閑張り・手づくりバッグ

身延 手しごとや(望月 あつ子)一閑張り・手づくりバッグ
和紙の里 身延より、和裁と伝統工芸を生かした作品「身延 手しごとや」
身延 手しごとや 作品望月さんは、和裁と伝統工芸の技法をもとにバッグや袋ものを制作されている作家さんです。
作家名の由来は、その名の通り身延(みのぶ)にお住まいであることと、今はバッグ類を中心に制作していますが、今後色々な手作り作品を幅広く出して行けたら、という気持ちから名付けられたそうです。
作家さんとしてのデビューは今回のSakka zullaからがスタートだとか。趣味で作ってきた作品たちを世に出してみることで、作品づくりの励みと向上につなげたいと考えてくれたそうです。Sakka zullaがそのきっかけづくりのお手伝いをできたのなら、とても嬉しいことです。
もともと、気になったことは何でもチャレンジしてみるという、とても意欲的な望月さん。お仕事を退職されたあと、和裁や伝統工芸のひとつである「一閑張り」などを習って、そのまま趣味として作品を作り続けていました。
望月さんの作品は、和のテイストを色濃く残した、昔懐かしい風合いが特徴です。布バッグなどは、可能な限り手縫いでかつしっかりと作ることを心がけていらっしゃいます。
また、注目すべきは一閑張りという伝統工芸の技法を使用したバッグ。
身延の周辺地域は、昔から和紙づくりが盛んな場所。そんなつながりもあって、数年前、一閑張りの体験教室に参加した望月さん。そしてすっかり一閑張りの良さに魅了されてしまい、本格的に学ぼうと仙台まで足を伸ばして習いに行き、技法を習得されたそうです。
竹籠、和紙、古布、柿渋。昔の知恵がつまった、一閑張りのバッグ
身延 手しごとや 作品一閑張りとは、竹籠に和紙や古布を貼り、柿渋を塗ることで強度と防水性を兼ね備えたとても丈夫な生活道具を作れる伝統技法です。今のようにビニールやナイロンなどの防水素材がなかった頃の知恵。バッグやカゴから、傘・うちわ・食器など色々な道具が作られていたそうです。 作り方は、竹籠に和紙で下貼りをし、古い着物や帯などの古布を貼り、もう一度和紙を貼り重ねます。最後に柿渋を塗って完成。
本来は柿渋を何度も塗り重ねていくことで、色合いは濃くなっていきます。当然強度なども増して行きますが、現在は柿渋は1〜2度塗り重ねるだけで、下に貼った和紙や古布の柄を浮かび上がらせてデザインにするのが主流だそう。
和紙と古布を貼る際の貼り方、組み合わせ方で作品の絵柄や模様を表現します。
和紙は昔の台帳など、浸透性の良い古紙を使う事が多く、書かれた文字なども味わいのひとつとなります。
古布は、華やかな着物や帯の柄、または屋号の入ったお店の前掛けなど、使い古された布が醸し出す風合いがふたつとない模様となるのです。
材料は、望月さん自身が古布を探してお店を巡ったりもしますが、一方で望月さんの活動を知っているご近所の方々が、不要になった着物や古布を譲ってくださる場合もあるとか。
作品は布や和紙の柄をみて、どんな形にしようかイメージをして一気に作る事が多いそうです。持ち手になる部分は、別で前もって作っておき、柿渋が乾けば持ち手と組み合わせて出来上がり。
持ち手も1から手作りする場合と、例えば前掛けを柄にしたバッグなら、前掛けの紐部分をアレンジして持ち手にしてみたり、と作品によって工夫が凝らされています。
柿渋の素朴で味わいある色には、やはり日本に昔からある和柄がよく似合います、と望月さん。古くからあるものの良さを、生かし続けたいという思いがあったからこそ、この一閑張りという伝統工芸に心惹かれたのですね。
手縫いだからこその表現を作品へ生かす
身延 手しごとや 作品昔は洋裁をされていたそうですが、和裁を本格的に習ってからは和裁にすっかり魅せられた望月さん。もともとお母様が仕立てのお仕事をされていたそうで、和裁には縁が深かったこともあるのでしょう。今は作品としては、巾着やショルダーバッグなどを作っていらっしゃいます。
手縫いでまかなえる所はなるべく手縫いで、というのがこだわり。
ショルダーバッグなども運針を上手に利用して、きつく縫い上げることでキルトのようにもこもこっとした表現ができるそうです。丈夫でしっかりとした手触りは、季節を問わずしっかりと普段使いできそうです。
また生地には酒袋という、しょうゆをしぼるときにつかった布を再利用した作品もあったり。普通の真新しい帆布よりも、自然についた色がしっくりとなじみます。こうしてちょっとしたところに昔の物、古い物を付け足しながら、和物の魅力を引き出しているのが望月さんの作品の魅力ですね。
古布を使う場合でも、実際の使用に影響しないようにと、とにかくしっかりと作り込むように心がけているそうです。
今後は洋裁と和裁、両方の腕を生かして和装のエッセンスを盛り込んだ洋服を展開してみたいとお話しくださいました。
自分が作ってみたい、こうしてみたいと思ったことが形になるのが何よりも楽しく、アイデアが出てくるたびにものづくりへの意欲がわいてくるそうです。
また、機会があればクラフトマーケットなどにも参加してみたいですと、作家活動を広げる事にも積極的。
お話を伺っていて感じたのは、とてもバイタリティにあふれ、好奇心が旺盛だということ。針仕事に限らず、気になることややってみたいと思ったことは、なんでも挑戦してきたそうですし、またこれからも挑戦を続けられるのだと思います。
今後もぜひ、こだわりの作品たちをどんどん増やして行っていただけることと期待しています。
プロフィール
2015年 リバーサイドカルチャースクールにて一閑張りの講師を始めました
身延 手しごとや(望月 あつ子)
身延 手しごとやの望月あつ子です。私は、母が呉服の仕立をしていましたので、子どもの頃から母のそばで針と糸で何かしらものを作っていました。
社会に出てから仕事のかたわら、趣味として洋裁・和裁・パッチワークなど基礎からやってみたいと教室に通いました。そして、その後も創意工夫して意欲的に手しごとを続けてきました。ここ数年は、その延長で和布を使って一閑張りに取り組んでいます。
このたびSakka zullaをネットで見て知り、自分を試してみたい、作品を作る励みにしたいと思うようになり、作品の販売に至った次第です。
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